雑種猫キジ白の警戒心が強いのは本当?気になる性格とは?
2019年9月、暑い暑い時期に里親でお迎えした我が家のキジ白くん。すでに茶トラ兄妹がいたので、どうなることかと思いながら、貰い手がないということで我が家へお迎えすることに決めました。
というより、私の一目惚れの方が早かったかもしれません。保護猫活動をしている知り合いから連絡があり、写真を見た瞬間「会いに行く!!」と決めていたもので…
茶トラが猫デビューだった私は、キジ白くんの綺麗な白部分に魅かれ…まさかキジ白の性格が茶トラとこんなに違うとは思いもせず驚きました。
警戒心タップリから始まるキジ白くん
もちろん保護猫ということで、生後2か月程度と言われていたキジ白くんは、我が家へ来てからは警戒心タップリ。姿を見せることすらありませんでした。
茶トラの双子は同じ里親でも、最初からベッタリしてきていたのに…
怖がらせてしまうことはわかっていたので、姿が見えなくても朝と夜だけ安否確認ならぬ存在確認だけしながら、距離を縮めようとしていました。
命名「ポテト」くん
安心して貰いたくても、まずは名前を決めてひたすら呼び続けて声に慣れてもらおうと、旦那さんと必死で考えました。
- 転回禁止の標識を見た→テンカイ
- 喉が渇いた→ビール・チューハイ
- お腹がすいた→スシ・マクド・ラーメン・テンシン(天津)
旦那さんのネームセンスの無さに呆れるばかりでした。本気で言っていたなら、かなりやばいネームセンス…
「マクド」とか「ビックマック」とか…
なによそれ…じゃあ、ポテトとかは?
【祝】命名!ポテトくん!!
こんな流れで決まったのでした。
警戒心の中にも甘えたいお年頃は隠せない
ぜひとも甘えて頂きたい可愛い仔猫のポテトくん。来る日も来る日も、甘えてくれる日を待ちわびていました。
しかし、そんな私や旦那さんの気持ちは完全にスルーして、甘える先は茶トラの優しいレオくんのみ。
ちょっとは甘えて欲しいのですが…ここはレオくんにポテトの警戒心を解いていただこうと、見守ることに専念しました。猫同士ならわかりあえるのも早いかと思ったのです。
その考えは功を奏し、少し姿は見せるようになりました。しかし、私や旦那さんとはかなりの距離をとっています。そりゃ、突然人間に捕まって訳もわからず知らないところに連れてこられたら、そうなるよね。
そうは言っても生後数か月、甘えたいお年頃のキジ白の仔猫ポテトくん。少しづつ茶トラのレオくんとの距離を縮め、甘えさせて貰えるタイミングを見計らっているようです。
警戒心が強い!キジ白猫の特徴
我が家に迎えたポテトは、素晴らしいほど「キジトラ」と「白猫」の両方の特性を継いでいました。予想はしていましたが、警戒心が強く慎重、さらに用心深いときているので、茶トラとは似ても似つかない性格でした。
白猫とキジトラの性格をMIXさせたキジトラ
白い猫は、野生の中では白色の身体を外敵から身を守るために警戒心が強くなります。
キジトラ猫は、狩りが必要だった頃の猫の姿、つまり野生ネコの警戒心と慎重さを持っています。
結果として、キジ白猫は見事に双方の性格をMIXさせた「警戒心ネコ」となるわけです。もちろん環境も大いに関係しますが、猫デビューしようとしている人には、少し寂しさが出てしまう猫種かもしれませんね。
いつかは懐く!!キジシロ猫は気長に待つしかない
我が家のキジ白猫ポテトくんは、我が家に来て約1年6カ月が経とうとしていますが、なかなかの頑固さ、もとい警戒心です。少しづつ慣れてはきましたが…
俺だけは絶対に逃げられる。動いただけで身構えられる…
どうやら好き嫌いがはっきりしているのもキジ白の特徴のようです。というよりも、警戒心が強いからこその性格だとも考えられます。
旦那さんには心をこれっぽちも許していないということになりますね。可哀そうに…
私ですか?よくぞ聞いていただきました。完全ではありませんが、少しづつ警戒心を解いてポテトから近づいてきてくれる時間が増えてきました。
茶トラのように、すぐに警戒心を解いて甘えてくれることは難しそうなキジ白猫は、少しづつ・ゆっくり・着実に関係を築き、甘えてくれることを気長に待つしかないようです。
猫デビューには上級⁉キジ白猫はすぐに結果は出ない可能性
仔猫がスリスリやフミフミをしてくる姿は、何とも言えない可愛さがあります。もちろん成猫も可愛いのですが子猫は別格です。
私もそれが当たり前のことで、仔猫とはそういうものだと思っていました。キジ白猫のポテトくんを迎えるまでは…同じ里親でも茶トラのレオくん&ココちゃんとは正反対で、警戒心の強さに驚きました。
警戒心が強く慎重かつ用心深い性格のキジ白猫は、仔猫の場合は特にこの習性が強く出る場合があります。
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